豚肉の豆知識Knowledge
豚肉の部位(部分肉)の紹介
豚肉の部分肉の規格は、(社)日本食肉格付協会で決められた部分肉取引規格に定められており、これに従って下記の通り部位の表示をします。
① かた
ややきめが粗く肉色も濃い部位。薄切り、角切り、煮込む料理など応用範囲も広く、ひき肉として適しています。
-かたの分割-
かたロースは豚肉らしい代表的な部位で、ほとんどの豚肉料理に適します。
② ロース
きめは細かく、軟らかい部位。トンカツの他、肉厚の部分はポークソテー用などに適しています。
③ ヒレ
きめが細かく、軟らかい部位。部分肉では、周辺脂肪は取り除かれて、脂肪が少ない赤身となっています。ヒレカツやソテーに適しています。
④ ばら
肉質は軟らかく、コクと風味に富んでいます。脂肪と筋肉が層を成しています。焼き豚や煮込みに適しているほか、スペアリブとしても用いられます。
⑤ もも
きめが細かく、脂肪が少なく、多くの豚肉料理に利用することができます。
「食肉の知識」(社)日本食肉協議会 / 印刷・編集 (株)大宣社 平成21年1月 P5-P6より
写真提供:(社)日本食肉格付協会